布オムツ

ハイテク布オムツ

最近は、圧倒的に紙オムツを利用する人が多い。そんな中で、布を使っていて挫折した方も多いのではないだろうか。確かに、紙は使用後簡単に捨てる事が出来るし、逆に布は洗って干す手間がかかる。非常にめんどうだと思われる。

ずぼら系主婦の私が、なぜめんどうな布を使おうなどと考えたのか？それは、単純に自分もそうやって育ってきたからだと思う。それから、大量のゴミを捨てるのが、非常に苦痛だった事も理由の一つかもしれない。

また、紙オムツ（本当は紙ではない）の安全性に疑問を感じるようになったからでもある。実際、新生児期の２ヶ月間に使用していた紙オムツに、黒いトゲ状の異物が混入していて、怒り心頭でカスタマーサービスに電話を入れた。後日、それは不繊布や高分子ポリマーを高熱で攪拌するときにできるコゲらしく、使用上問題は無いそうなのだが、「頻繁に混入する事があるのでご了承下さい」の一言が、非常に気になった。熱で溶けるプラスチック製品を、２４時間下着としてはかされる赤ちゃんの悲劇！そのメーカーは、非常に有名なブランドだったのに･･･。

それ以来、紙を長時間使用することに不安をおぼえ、出来るだけ布を使うようにした。しかし、自分が疲れている時や、主人に預ける時は、仕方なく紙を使っていた。紙と布を比較すると、布の時のほうが、姫の機嫌が良いような気がする。オムツが濡れてぐずる姫に「オムツ換えようね。」と声をかけて新しいオムツをあてると、「気持ちぃー」という顔をするのだ。これは、布を使用している方なら分かっていただけると思うのだが、姫はこの顔を紙では見せてくれないのだ。

さすがに新生児の頃は、里帰りをしなかったし、周りに育児を手伝ってくれる親戚もいないので、２ヶ月頃まで紙オンリーだった。産後の疲れも取れ、育児にも少し慣れてきた頃に、ようやく布オムツを使い始めてみた。しかし、最初は布の当て方が悪く、横から勢い良くウンチが漏れ、肌着や布団を汚される事が何度も続いた。多分、ここで皆めげてしまうのだと思うが、ネットを検索すると、親切にもウンチが漏れない、たたみ方の工夫やアドバイスを紹介してる方がいる。これは、非常に助かった。色んなたたみ方を試してみて、姫に合ったたたみ方をするようになって、外側には漏れなくなったのだ。ビバ！ネット社会である。

最初の頃は、エンゼルのオムツカバーに、ドビーの輪オムツと紙ライナーを使用していたのだが、紙ライナーだとオムツより小さくて、ウンチが布オムツの目にこびりつく事が多く、かなりストレスだった。ある日、布製のライナーを使ってみたら、これが非常に優れものなのである！ウンチは水で流しただけで取れるし、布オムツには全然こびりついていない。まさしく、目からウロコだった！この日から、私の布オムツライフが、徐々に楽しくなていった。

ある日、ネット上でファジバンズというアメリカ製の布オムツの話を読み、なんでも、紙オムツのように簡単に利用できて、夜でも漏れずに安心とあった。それまで、外出時と夜は紙を使用していて、何とか布オンリーにしたかった私は、この新しいオムツに飛びついた！しかし、「アメリカ人も布を使うんだ」という事実は衝撃的だった。私が一緒に暮らしていたアメリカ人の家族は、紙オンリーだったし、友人の子供たちも紙だった。布を使っている人を見たことがなかったので、Lazyで（笑）大量消費社会のアメリカで、布を使ってる人がいる事に少し違和感を覚えたが、ファジーバンズのＨＰを見て、なるほど！と納得した。
Invented by a LAZY MOM! Fuzzi Bunz are easy.「ずぼらなママが発明したのよ、ファジーバンズは本当に楽チン」

Fuzzi Bunz（ファジーバンズ）は、Ms.Tereson Dupuyというアメリカのルイジアナ州に住むお母さんによって発明されました。彼女のお子さんが敏感肌で、おむつかぶれを頻繁に起こすため、必要に迫られて作ったそです。赤ちゃんの肌を濡れたままにせず、漏れず、洗濯にも手間がかからず、使うのも楽なおむつ。そんな夢のようなオムツが出来ました。

外側の素材は、やわらかい「防水布」でおむつの汚れを逃さず、またモレを防ぐ役割をします。ポリエステル100%で、ポリウレタンラミネート加工されています。内側の素材は、ソフトなマイクロフリース（超極細繊維）で、ポリエステル100%でできており、オシッコを素早く通し、おむつのポケット内にある吸収布（インサーツ）が、素早く吸収します。フリース部分がライナーの役目を果たすので、ウンチをキャッチし、水分だけがインサーツに吸収されます。また、ユニークなスナップボタンは、どんな体型にもフィットするようになっているので、一般のオムツカバーよりも長期間利用でき、まさしく、２１世紀にふさわしいハイテク布オムツなのです。

ファジバンズを購入してからは、もちろん、夜間も外出も布オンリーである。機能的でデザインもかわいく、カラーバリエーションも豊富で言う事なしなのだ。本当に購入して良かった～！私は、今まで使っていたドビーやさらしの輪オムツが大量にあるため、インサーツは購入せず輪オムツを吸収布として使用している。輪オムツだとチョットかさばるので、おしりがプックリしてしまうのが難点だが、今のところ不便は感じていないので良しとしている。ハイテクママにはハイテク布オムツ、ファジーバンズである。これでお財布も助かるし、エコロジーにも貢献できるのだ。これからは、布オムツがトレンドになって欲しいな。

ちなみに、二人目はダイパーフリーに挑戦中です。
ＥＣやってウンチオムツを洗わずに済むって、すごーく楽チンです（＾＾）布オムツママはぜひお試しくださいね。
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